第29回 日本門脈圧亢進症学会総会の開催にあたって
第29回 日本門脈圧亢進症学会総会
会長 河田 則文
(大阪公立大学大学院医学研究科肝胆膵病態内科学 教授)
この度、2022年9月8日(木)~9日(金)の2日間にわたり、大阪市のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)にて、第29回日本門脈圧亢進症学会総会を開催させていただく運びとなりました。新型コロナウィルス感染症の現況を鑑み,現地とWebのハイブリッド開催を予定しております。
メインテーマを「門脈圧亢進症の”New Normal”」と銘打ちました。最新の基礎研究、臨床研究をご発表いただき議論を重ねていただく本会が、新たな門脈学を拓く一助になればと考えて、準備を進めております。
本学会総会では、門脈圧亢進症の研究・診療に携わる日本全国の内科医・外科医・放射線科医・病理医約400名が一堂に会し、様々な観点から門脈圧亢進症に関する高度な研究発表と活発な討論が行われます。大きく変貌する門脈圧亢進症診療に関して、病態生理・診断の最新研究から薬物、内視鏡、IVR、手術に至る治療法までを広く発表・討論します。本学会は世界に類をみない門脈に特化した非常に注目されている学会です。
プログラムは、本学会の魅力である、内科、外科、放射線科、病理のクロストークを重要視して、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップなど数多くの主題を企画させていただきました。また、海外のエキスパートによる講演も企画しております。
日頃より門脈圧亢進症診療に従事なっている本学会員の先生方の参加は勿論のこと、今後門脈道を継承し新たな開拓を担う若い先生方にも積極的にお声をかけていただき、ぜひ本総会に参加していただければ幸いです。
皆様方のご参加を心よりお待ちしております。